血の記憶








「ごめん、携帯の電源切ってたみたい」


「なんでそんなことしてんの」


「色々あって………それよりよく家分かったね?」


「前香坂が風邪引いたときプリント持ってきたの誰だと思ってんの」


「あ、そうだった」



自然と頬が緩み笑みを浮かべると少し驚いた顔をして高橋くんは笑った。


いつまでも玄関先で話すわけにはいかないのでリビングに通すことに。


初めは部屋に行こうかとも思ったけど亮くんの存在がそれをやめさせた。


あれでも一応彼氏、それにもしばれたら

















昨日よりもひどい目に遭うのは確実だった。