血の記憶








翔真の声には明らかに嫉妬も混ざっていてこんなときなのに翔真の告白を思いだした。


頬に血液が集中するのがリアルに感じられた


あ、これやばい。


そう思ったときにはバチン!派手な音を鳴らして頬を両手で挟み込んでいた。



「…………続き、話して良い?」



突然の私の行動に声もださず目を見張っていた翔真はその言葉でハッと真剣な顔をした。


いつでも大丈夫と言いたげな翔真の目を見返し



図書室の窓から外を眺め深呼吸をした












深く深く、ここからを最後まで取り乱さず話せるようにと。