血の記憶







電車から降りた。


あれ?


この駅どこかで……。


私の気のせいかな?


翔真に手を引かれ階段を上がる。


え………?


改札を抜けた私は思わず呆然とした。


なんで



「ここから歩いて10分ぐらいだよ、俺の中学」


「……へー」



ここが…………?


何か翔真が話している。


私は動揺しているのを知られないようにするので精一杯で、話を聞く余裕なんてなかった。


駅からでた景色。


それは私の記憶の中のものと同じものだったから。