血の記憶






それ以上見ないようにバッと目を開けた。


こんなんで眠れるわけないじゃない。


あまり思い出したくはない私の過去。


明日学校だから寝たいんだけどな…。



そんな私のささやかな願いは叶えられることなく頭は冴えていく。