血の記憶





付き合って一週間ちょっと。


俺たちの中のデートは学校の図書室で話すことだった。


相変わらず放課後の図書室は誰も来ないし、俺は別に二人っきりになれればどこでもいいって思ってたから特には誘わなかった。


でもこの日はなんとなく。


本当に気まぐれで話を持ちかけた。



ごめん、菜央。

俺のせいだよな。

俺がこの時言わなかったら良かったんだ。


二人で話し合ってその日は適当に買い物をすることに決まった。


日にちは三日後の日曜日。


12時に駅前ってことになった。


楽しみで楽しみでずっと初デートの日を心待ちにしていたんだ。