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私は学校の外を歩き回っていた。
何をするわけでもなくただただ歩くだけ。
それがとっても楽しかった。


悠哉「あ…夏帆…いいところに…。」


夏帆「悠哉…昨日はありがと。どうしたの?」


私はもう逃げない。過去に目を向けるって決めたんだ。


悠哉「あ…いや…どういたしまして…それより…今日、遠哉に会えるか?」


夏帆「うん…。今からいこう?」


会うのは怖い。でも…頑張れ私。


悠哉「あぁ…。」