3時に50分にはみんないなくなった。 佐伯は先生に 呼ばれてどっか行ってしまった。 10分たってドアがあいた。 佐伯だった。 「あたしを読んだのは滝川くん?」 いつもの調子で聞いてきた。 「あ、うん。」 「あたしに何か用?」 「俺、俺は………」