「えっまっ…有央っ?!起きてたん?!」
恥ずかしさで顔が赤くなる。
「おん。」
「いっいつから?」
「林檎が俺の髪触りはじめた時から。」
マジですか…。
「じゃっ…何で寝たフリな「そんなの決まってるやん。
このまま放っといたら林檎が何するか気になったからや。」
そう言って高らかに笑った。
恥ずかしくて何も言えずにいると有央が
「嘘やて。ほれ今回の報酬。やるよ。」と言って
私の大好きなアイスを渡してきた。
「わぁっ有央!ありがとう!」
私は嬉しくて有央にキスしてた事を忘れて喜んどった。
「溶けねぇうちに食いな。」
こーゆーのが有央の優しさやったりする。
「おん!でも何でアイスなんか持ってるん?」
アイスを口に運びながらそう一言。
「学校の前のコンビニに
昼飯買いに行ったついでに買った。
林檎が来んかったら俺が食うつもりやった。」
何だかんだ言って有央もアイスが好きやったりする。
それと、4時間目にサボると何故か帰りの会まで必ず戻らない。
確か、その時間帯が1番静かで、あったかい
…とか言うてたり、言うてなかったり…。
「で?どうやったん?ターゲット(柚子)は。」
はっ!アイスに夢中ですっかり忘れとった!
何たる失態!

