TRYANGLE~悲しみの彼方へ~


狩人旭の元凶の事を思い出してたら

だんだん気分が悪(わろ)うなってきた。

次…サボるか。

俺は迷わずサボりに出た。

向かった場所は俺のお気に入りの場所。

つってもいつもそこでサボってるだけなんやけど。

屋上の貯水槽の上。

太陽がポカポカ当たって気持ちーねん。

どかっと

貯水槽の上に座ってそのまま寝っ転がる。

あー今日も良い天気やなーとか呑気な事考えてたら、

思いっきり屋上のドアが開いた。

げっ来たか…。

俺がサボると決まって俺を探しに来る邪魔者…。

「有央ーっおるんやろー?出てきなさーいっ!」

「うっせー、邪魔者!」

俺は貯水槽の上からひょっこり顔を出して

邪魔者ならね林檎にそう言った。

「ちょっと!邪魔者って何やねん!

あんたの心優しい理解者でしょーが!」

「じゃあ言わせてもらうけど、

心優しい理解者なら

俺がサボる度に毎回毎回俺を探しになんて来ませーん!」

嫌味ったらしく言うと林檎は反論せず俺を心配しだした。