『悪は消えなきゃいけないんだよ』

消えたくない

『怖いの』

怖い

『大丈夫痛くない』

違う

『なにが?』

私は悪じゃない

『違うきみはア・ク。、、』

違う違う違う違う違う





そうなのか


















「あーーー」




ガバッ

嫌な夢を見た
しょっちゅう見ている夢
誰か知らない人が
『悪は消えなきゃいけないんだよ』
っと言われる夢
この夢には理由がある


「っ!やばっ」


私はジャージを脱ぎ
制服に着替える
朝ごはん食べたかったーー
けど時間がないので部屋を出る


「いってきまーす」



「いってらー」 


母の声が聞こえる
私は、ダッシュで学校に向かう
朝から走るとか最悪だー

「クッソーー」

腹へったー
やっぱり食べてくるんだったなー
食パンでもいいからー

「おはよー」

隣から声が聞こえる
あっやべー脚が…
ドテッ

「おー朝から転ぶとはー」

あははは
隣から笑い声が聞こえる
笑ってないで助けろや!!

「笑ってないで助けろや!」

思ったことがそのまま声に出た

「ごめんごめん」

あははは
まだ笑っている
っち朝から最悪
隣から舌打ちダメー
っと聞こえてくる、とりあえず私はお腹が減った

「ほいっ」

ぽーん
っとゼリーを投げられる
「おぉ、神ー」
私はさっき転んだことも忘れ
ゼリーをすう


それで

この、朝から転んだ私の名前は…
てかゼリーうめぇ
じゃなく
坂下 けい

そして

朝から
爆笑ゼリーをくれた神は
川神 紬
一応親友かな?

まぁゼリーをくれたからいいや

それで紬としゃべっていたら
学校に着いた
あーよかった遅刻しなくて






続く