星愛~最初で最後の恋~

もう・・・夜遅くだった。

「・・・寒っ・・・。」

真冬は・・・やっぱり寒い。

お金がないから、服もボロボロ。冬でも薄着。

バイトして、お金かせぎたいけど・・・
ウチの学校は、バイト禁止なんだよね・・・。





ウィ――――ン



「いらっしゃいませ~。」

寒いから・・・ココアにしよっかな。
そう思って・・・手を伸ばすと・・・。


「あ。」

誰かと手が重なった。

「す、すいません。」

横を見ると・・・。

「・・・!」


何何!!!ここ・・・怖い・・・。

金髪で、学ラン着たヤンキーだ・・・。


「おい。何触ってるんだよ。」

「・・・!ご、ごめんなさいっ・・・!」

慌ててコンビニを出た。