「星愛~、早く起きなさい。」


「・・・うん。」


「今日は、ママと一緒にお出かけするわよ。好きな物、何でも買ってあげるからね~。」







・・・流星と別れてから、2年。


あのあと・・・ママと星也さんは結婚しようとしたけど、流星の叔父の朝斗さんが、二人を説得させて、再婚を阻止したらしい・・・。





今は、ママと二人暮らし。

ママは、流星の事なんか忘れて、私にとても優しくしてくれる。





でも、私は流星の事・・・はっきりと覚えている。



流星への想いを胸に・・・私は18歳になっていた・・・。