星愛~最初で最後の恋~

雨の中走って、やっと家に戻ってきた。


「りゅうせ・・・!!!」


私が着いた時・・・流星の顔は傷だらけで・・・別人に見えた。




「流星・・・!流星!どうしてこんなこと・・・!」


「星愛・・・。」



ママと、流星のお父さんは、不気味に笑っていた。


「ママ!流星に・・・なんてことするの!」

「16のガキが、立派な大人に逆らうからよ。再婚なんて、私達が決めることよ。アンタたちがきょうだいになろうが、私はしらないから。」





流星・・・なんで・・・っ!


「ママ・・・流星を助けてよ!」


「なんで?大人に逆らうその子が悪いんだから。」

「ママ!」



嫌だ・・・こんなに・・・こんなに傷だらけで・・・!