次の日学校に着くと早速
茉奈に話しかけた。

『茉奈〜。イケメン探しに行こう』
グーサインを出すと
茉奈の頭の上にははてなマークが
沢山浮かんでいた。
『だ〜か〜ら〜!
イケメン探しに行こうって!
茉奈もきになるでしょ!』

やっと納得したようで
「あぁ!そうゆうこと!
いいよ!行こう!」

未宇も行く〜と3人で他クラスへ向かった。

「サキはてっきり男に興味ないと思ってたから何か意外だな〜。」
未宇と茉奈が頷きながら話してる。

『いやいや。一応女だからね
小学校の時は興味無かったけど
彼氏が欲しいお年頃よ』

「イケメン探すぞー! !
まずは2組〜!!」

茉奈と未宇は食い入るように見てる。
自分から誘ったものの 、
いざとなると恥ずかしく感じ
茉奈と未宇の後ろにそっと隠れて教室を見渡した。

「どけ。邪魔。」
後ろから低い声がした。
3人でパッと振り向くと
このクラスらしき男が立っていた。
垂れ目で優しそうな顔
背は160センチくらい
無造作に跳ねてる髪が心をくすぐる

「あ!海斗〜ごめんごめん」
すかさず茉奈が返す。
知り合いなのかな …。
海斗とゆう人は私の顔をチラッと見て
茉奈の頭をポンと叩くと教室をに入っていった。

「ごめん!未宇とサキ!今の海斗!
上井海斗(ウワイ カイト)!
小学校からの知り合いなの〜」

だからか。
私も未宇も納得して2組を後にした。
他のクラスも同様に見たけど 、
あまり私の好みは居なかった。

茉奈は
「5組の男子カッコよくなかった!?
あの〜坊主!!!」

「ええ〜そんな人居たっけ?
茉奈は見る目がなさそ〜」と未宇。

サキは?と2人に言われ
慌てて 、、
『う〜ん。分からないや』

そうだよね!
まだまだ、これからだ!
一緒に頑張るぞーーーー!
と叫んでる茉奈にツッコム未宇

分からない。って言ったけど
本当は分かってた。

ウワイカイト _____。
頭の中を一色に染められた
頭から離れなかった。
ちらっと2組の方を除くと 、
友達と仲よさそうに話していた。
人懐っこい笑顔。子犬みたいな。
心を奪われた
一瞬で好きになってしまった