3人がどこかへ行った後。
女の子がしゃべりだす。
女の子「仁君は理事長の一人息子なの!だから逆らったり機嫌をそこなったらやめさせられちゃうよ!!」
あんな俺様クソ野郎が理事長の息子?
凛「そうなんですね。でも部活とかは自由にできるものじゃないんですか?」
女の子「この学校では仁君、蒼君、洸君、花君がトップなんです。4人が全てなの!」
なんちゅー学校や。
ありえねええええ
女の子「驚かないのね?」
あ、僕は驚いているのに、
本当に感情を出せないんだね。
頭が痛い...
??「凛ちゃんは感情ないよねぇ」
??「人形みたいで気持ちわるーい」
??「どっかいってよ!」
あぁ僕はいつまで思い出して苦しむんだろう...
いつまで首をしめつづけるんだろう。
凛は意識が途切れた...
目が覚めたときにはまっしろな天井が見えた。
ここどこ?
かけられている毛布を取り起き上がる。
ここは保健室か。
カーテンを開けると、白衣を着た優しそうな人と女の子がこっちを向いた。
桃「もう大丈夫?目の前で倒れるから驚いたよー。あ!私は桃よろしくね!」
榊先生「私は保健医の榊です。まだをっくりしてもいーよー。お菓子いる?」
凛「はぁ。よろしくお願いします。あと、お菓子はいりません。」
榊先生「そう...」
榊先生は悲しそうに呟く。
桃「当たり前じゃん!何生徒にお菓子食べさせようとしてんの?馬鹿?」
榊先生「馬鹿ってひどいよ。須藤さんが痩せすぎだら言ってるんだよ。」
2人の世界で話しているので入りにくかったが早く帰りたかったので口を開く。
凛「あのー。もう大丈夫ですので帰ります。」
保健室のドアを開け帰ろうとする。
桃「あ!蒼君が部室来てー。待ってるよー♡だって!」
誰が行くか!
桃「行かなきゃ学校ややめさせられちゃうよ?」
ちっ。
めんどくせーと思いつつ、この学校は辞められないので仕方なくいくことにする。
凛「ところで、何の部活何でしょうか?」
桃は少し驚いて
桃「軽音部だよー。この校舎の一番上にあるよ!」
一番上かよ。頭痛いのに...
凛「ありがとうございます。では。」
痛い頭を抑えて階段をのぼる。
2階についたとき、1人の男にぶつかる。
小さい男の子だ。後輩かなぁ。
可愛い顔、ピンクのグラデの髪がよく似合ってる。
男の子「こんなとこにいたんだ!遅いよー。だからオレが迎えにだされたのにー。」
へ?
男の子「君が早くこなきゃオレが殺される!!」
よく分からないけど、もう僕の頭は限界だった。
また、意識が途切れる。
次に起きたとき、とても美しく、懐かしい声が耳に流れ込んでくる。
僕は起き上がり、声のするほうをみる。
黒髪がギターを弾きながら歌っている姿があった。
それは酷く美しく、酷く悲しかった。
黒髪は僕がおきたことに気がつき、こっちを向く。
仁「起きたか。もう大丈夫か?」
驚くほどの優しい声で聞いてくる。
僕は...僕は不本意だが、この声に惹かれてしまった。
だから...
凛「あの。やっぱり僕も軽音部に入れてください!」
部活なんて入る気はなかった。
でも、僕は...
仁は少し目を見開き、ニヤリと笑った。
仁「おう。ほんとによろしくな?」
僕はこの声を近くで聴きたいと思ったんだ。
この声は僕を取り戻してくれるんじゃないかと思ったんだ。
