Darkness love1

「ちょっと、顔貸してくんない?」   

「ハイ…」  


本当は、嫌なんだけどね。


だって、されることわかるもん。


まぁ、行っても行かなくてもどっちもされることには変わりはないからね。



そして、私が連れてこられたのは定番の体育館の裏。


「お前、まじで調子乗ってんじゃねーよ!」


着いてすぐ言われた言葉がこれ。


別に、調子乗ってないし。


「なんで、学校くんだよ!」


いやいや、逆になんで来ちゃいけないんだよ。


「何その顔!バカにしてんの!?」


普通の顔ですけど。


「ほんっっとにブスだよね」


……。


それについては、何もいえないな。


「ムカつくんだよ!!」


いきなり大声で怒鳴りつけられ、右腹に鋭いパンチが入った。


「…っ」


いったぁ。


それだけなら、まだよかったのに3人で何回も何回も殴られたり、蹴られたりした。


「……っ…」


行為がすべて終わり、満足そうにこっちをみてニヤリと笑いながら、


「次は、ないと思えよ?」


そう言って帰っていった。