Darkness love1

「下にいったとき、迷惑かけたらごめんね?」


私がそう言うと、二人は意味が分からないといった目で私を見る。


私はそれを無視して、二人に声をかける。


「さぁ、行こ?」


「…あぁ、行こっか」


私たちは、階段を下りていく。


一段、一段、おりるたびに段々と近づく声や、バイクのエンジン音。


その音が近づくにつれて、暑くもないのに汗がたらたら垂れてくる。


二人は前にいるから、後ろを振り返らないかぎり私の変化には気づかない。


「…っ、……はぁっ…」


段々苦しくなる呼吸。


まだ、そんなに階段は下りていない。


声をかけたくても声がでない。


さっきまでは、強気だったけどマジでヤバい。