Darkness love1

そして、間もなく車が停車してジンとリュウが降りていく。


「え?」


私はどうすればいいわけ?


だってさぁ、外にカラフルな頭の人たちが、たくさんいるよ?


厳つい顔の人がたくさんいるよ?


それより、あの人たちに似ている。


思い出しただけで、鳥肌が立つ。



「早くしろ」


「ひゃあっ!」


声の聞こえた方を向くと、さっき降りていったはずのジンがいた。


ホントにここから今すぐ立ち去りたい。


帰りたい。


「早く行くぞ」


「む、むりっ…!だっ…てこ、怖いもん…っ!」


「上等じゃねぇか」


「ね…ぇ、ホントに怖いよぉ…」


「ちっ」


へ?舌打ちした?


『バサッ』


そんな音がして、顔に何かがかかった。


「え…」


次の瞬間、私の身体が宙に浮いた。