「ちょっと!リュウ!」


私は、呑気にソファーへと座っているリュウを、怒鳴った。


「うるせぇー。なんだよーサキちゃん」


おもむろに歪めた顔は、今では殺意がわくくらいむかつく。


「なんだよじゃないし!あんた私のアイス食べたでしょ!」


私の言葉に、リュウは首を傾げた。


「アイス?どのアイスだよ」


「モナカよ!モナカ!!」


私のアイラブモナカ!


「あー、食った」