Darkness love1

「そう、私は正論を言ってるつもりだったけど?じゃあタクは、あの日私を監禁してからどこに行ったの?」


知ってるくせに言わせようとする私は、相当性格が悪いみたいだ。


「さぁ、どこへ行ったかな?」


だけど、本当は覚えているのに惚けたフリをするタクも、相当性格が悪かったりする。


だってほら、その証拠に髪を触ってる。


昔からそうだった。


タクは嘘をつくときに、必ず髪を触る癖がある。


多分自分では、気付いていない。

 
「なら…、教えてあげようか?」


私は、あえて挑発的に言った。