Darkness love1

「な、何言ってるんだよ…サキ…」


動揺しているタクに、さらに頬を緩める。


「弟のこと、見殺しに出来るような人とつき合えるほど、馬鹿な女じゃないんだけど?」


私は…知ってるんだからね。


「お、れが…見殺しをした、だ、と?」


タクが焦っているのが、目に見えてわかる。


「私…何か間違えたこと…言ったかな?」


本当はわかってるんでしょ?


さぁ、この嘘…どこまで突き通す?


タク…?


タクの顔を見ると、私を監禁する時にする表情を、していた。


悲しそうで、だけど笑っているような顔。


「…あぁ、間違いしかいってねぇなぁ…」


間違い?


私は事実を並べているだけなのに?


ハハッ。


すべてすべて本当のことよ?