Darkness love1

「おい!新垣、立花!今すぐ逃げろ!」


この声は…ケンちゃん?


新垣?


立花?


誰それ。


「はぁ?なんで逃げる必要があるんだよ!」


この声…やっぱり聞いたことがある。


まぁ、今は関係ないから良いけど。


「じゅーう」


私は勝手にカウントを始める。


「早く逃げろよ!」


「きゅーう」


ゆっくり数えてあげてるんだから感謝してよ?


「わっけわかんねぇな!何で逃げるんだよ!」


聞き覚えのある声が叫ぶ。


けど、見えない。


怒りで目の前は真っ赤っか。


赤。


どこを見ても赤、赤、赤。


「はーち」


皆焦ってる。


楽しい。


楽しくてたまんない。