Darkness love1

──……あの日もこうだった。


止めて。


「あの日って…、なんなのよ!」


私は小さく言葉をこぼす。


私は足を止める。


前を向くと、タクがいた。


タクは私に気づいていないみたいだ。


タクの他に、誰かいるみたい。


だけどね?


タク以外目に入らないの。


憎い。


タクがどうしようもなく憎い。


「サキ?サキならおいてきたよ」


タクの声が聞こえる。


頭が割れるように痛い。