Darkness love1

倉庫の前に着くと、異様な違和感に襲われる。


なんだろう。


モヤモヤする。


私、ここを知ってる?


「お客さん、どうしたんですか?ここでいいんですよね?」


目的の場所に着いたにも、関わらず動こうとしない私を見て、運転手さんが声を上げた。


「あ、すいません!そうです」


私は代金を渡し、倉庫の前に立つ。


ここでは乱闘が行われているはずなのに、やけに静かだ。


──……あの日もこうだった。


「え…?」


頭の中に思い浮かんだ言葉。


あの日って何?


わからない。