Darkness love1

「そう、私は正論を言ってるつもりだったけど?じゃあタクは、あの日私を監禁してからどこに行ったの?」


「さぁ、どこへ行ったかな?」


わかるはずない。


わかるはずがないんだっ! 


「なら…、教えてあげよっか?」


余裕そうなサキの声に苛立ちが募る。


「教える…?ずっと部屋のベッドにいたお前に何がわかるんだよ!」


昔から苦手だった。


サキの何でも映してしまうような、綺麗な瞳が。


すべてを知っているような瞳が…。


嫌いで、嫌いで…なによりも怖かった。


「じゃあ、問題。そんな私がわかっちゃうくらい、タクはめちゃくちゃわかりやすい大ヒントを置いていきました。それって…何でしょう?」


わかりやすい…大ヒント…?


俺は分からず、黙る。


すると、彼女はフッと妖艶に微笑んだ。


「今日も全く同じだったよ?タク…今日、忘れ物して行かなかった?」


忘れ物?