Darkness love1

私は急いで笑顔を作る。


「なーんてね。仮の話しだしさ!本当に知らないから安心してよー」


未だに疑いの目を向けるジンは、さすがこの族をまとめるだけの人だと思った。


「そーだよな!やっべー、サキちゃん演技上手いから本気にしたー!」


女優目指せば?と、ケラケラ笑っているリュウも、きっと何かおかしいと感じているはず。


「えぇー?じゃあ、将来は女優だね。二人とも私のサイン貰っとく?」


ごめん。


ごめんね?


二人とも。


本当の石崎紗希は、本当はこんなに明るくないの。