Darkness love1

「私よりも、二人は大丈夫?なんだかすごく疲れてるよね?」


「あのさぁ、念のために聞くけど……、サキちゃん龍火って名前、どっかで聞いたことない?」


心臓がドクリと嫌な音を立てる。


「…龍…火……?」


「暴走族だ」


さっきまで、全然しゃべらなかったジンが口を開く。


“暴走族” “龍火”


この二つの単語が、頭をグルグルと駆け巡る。


あぁ、これは隠し通さなきゃいけない。


バレてはいけない。