Darkness love1

キスをお預けされたタクは、とても不機嫌そう。


『なんだよ』


声までブスッとしている。


タクはいつも、私への愛を身体で表現してくれる。


私は言葉でも、もちろん身体でも表現をしたことがない。


私は自分から、タクに唇を落とす。


私からキスをしたのは初めてだからか、タクは驚いた表情になった。


しかし私の意図がわかったのか、軽く口角を上げ、近くのソファーに身を投げた。


そして、


『ご自由にどうぞ?』


意地悪な笑みでそう言い放った。