Darkness love1

しかし、目を閉じたのは良いものの、全然寝れない。


思い出した記憶が、フラッシュバックする。


『サキ』


誰かに名前を呼ばれ振り返る。


『タク!ユウ!』


そこには、大好きな二人がいた。


タクとユウは兄弟で、私は兄であるタクと付き合っていた。


『やだ!二人とも怪我してるじゃん!また、喧嘩?』


怪我に気づき、私は二人に近づく。


『かすり傷だろ。気にすんな』


ケラケラ笑いながら言うユウ。


『大したことはねぇよ』


優しい顔で微笑むタク。


そんな二人を見て、溜め息をこぼす。