Darkness love1

「引き返せ」


ジンがいきなり運転手のお兄さんに言った。


「わかりました」


やっぱり、総長のいうことには逆らえない。


車はUターンをして、倉庫への道へと走り出した。


「…っ……」


あ、なんかヤバい。


限界かも…。


「サキ…」


ズルい。


今まではおい、とかお前、とかだったのに。


急に名前で呼ばないでよっ…。


こんなに時に呼ばれたら…自分の気持ちが隠せなくなるじゃない。