朝からこんなこと言われて、学校に行く気にもならないよ。


「おい、学校行くんだろ」


ジンが、行くなら早く乗れと、黒い高級車を指す。


「うん、行くよ!」


実はと言うと、電話のことをジンたちにまだ言えてなかったりする。


そろそろ言わなきゃいけないような気がするんだ。


何かが起きる予感。