すると後ろで声がしたから振り返ると


男子が立っていた。


「お前ら、何やっているんだよ?
その人数で女囲んで恥ずかしくないの
か?」


こいつ、馬鹿なの?


私が弱いはずないじゃん。


これでも、月神の跡取りなんだから。


「俺が相手になる!お前は逃げろ。」


男が私の前に立ち、男たちに殴りかかろうとした。


その時、私は過去のことを思い出した。


もう、あんな思いするのは嫌。


「どいて、これは私の喧嘩なの!
邪魔をしないで!!」


私は、数秒で片付けた。


「この…やろ!!」


油断した。まぁ刺されてもいいや。


すると、目の前でさっきの男が刺された。


「だから、女に手を出すなよな!!」


一撃で、相手をK.O.させた。


でも、脇腹から血が出ている。


「大丈夫(笑)女守るのはいいけど、皆に心配かけるのはダメだな!」


「あなたの名前教えて?」


私は自然に聞いていた。何か恥ずかしい。