今日もまた始まった。いつもと同じ朝だ。
「清秋、お前のお客がきてるよ。」
「あぁ、あのヤブ医者かい?今日は体の隅々を診てくれるんだとさ。」
「そうかい、わたしゃ今日の準備でもしようかね。今日も期待してるよ。」
この不気味なうすら笑い。わたしは期待されているのか。まぁこの見た目だからな。仕方ない。
・・・
「ふふふ、いい股だなぁ。綺麗な足。そして真珠のような肌。女からの評判は悪いだろうな」
「褒めてるのか?貶してるのか?」
「まぁそんなに怒るな。いつになれば俺と営んでくれるんだい?」
「籠の中から出してくれたらさねぇ。」
わたしと同じくらいの女なら、股の中見られただけで泣きわめくだろうよ。
涙なんていつから流してないだろうね。