ふいている間
「かんなーよかったよーお疲れ!」
「お疲れ様!じゃーまたね!」
「かんなちゃんバイバーイ!」
などと絵莉をふくめいろんな子が声をかけてくれた
そして着替えをし終わったら残っている子はほとんどいなくなっていた
「かんな遅いー、はやく帰ろ!」
カバンを持ち上げて帰る準備万端のつばきが言う
亮兄もすでに準備が終わってるみたいでつばきの横で待っていた
も、もしかしてあたし待ち?!
「待って~すぐ行く~!!」
あたしはあわててかけだした
「じゃあー帰ろっか!三人で帰るの久しぶりだねー」
「まぁいつもはあたしが先帰ってるからね~」
そう、あたしはいつも先に一人で帰る
だってね?考えてもみてよ
何が悲しくて亮兄とかクソナルシのバスケするのを見たあげくに目の前で兄と親友がイチャつくのを見ながら帰るんだよ?!
……………地獄じゃん……



