偽り王子×イケメン嫌い女子


「位置についてー、よーい、どんっ」


つばきが走り出す。
うん、もちろん速いけど、スタートダッシュがずば抜けてうまい。

そしてゴール!


「11秒53!」


「……うーん前と同じぐらいだー」


つばきはあまり納得はしてないみたいだ。速いくせにー……!


「じゃあー問題は順番なんだけど……
最初は一走とアンカー決めるよー」


陸上部の子が言う。


「一走はつばきじゃない?!
だってさっきのスタートダッシュすごかったし!」


すかさずあたしが意見を言う。


「うちもそれ思ったよ~。」


と、もう一人の子も賛成してくれた。


「うんっそだね、つばきちゃん一走お願いします!」


「一走かぁー……うん!まっかせといてー!」


つばきも了承してくれた。