「絵莉~あたし今日はバスケ練習するよ」
「ホント?!やったね!
わかった、りょーかいっ!
じゃあー行こうか?」
「うんっ」
席を立ちシューズを持って絵莉の後ろをついていこうとしたんだけど、誰かに腕を捕まれてしまった。
「ダーメッ!かんなは今日陸上だよ。あんた走るだけだしいっかーとか思ってたんでしょー。リレーだから!バトンパスの練習しなきゃだから!」
つばきだった。
「つ、つばき……あっでもでも、バスケもチームワークとかポディションとかいろいろあるし……」
「あぁそれは問題ないよ。ねぇー絵莉、バスケってほとんどバスケ部でしょ?じゃー放課後にバスケ部でかんなを入れて練習したらどーかなー?」
………え?放課後にバスケ部でってことは亮兄ももちろんあいつもいるわけで……
はぁぁ?!なにそこ?!地獄じゃんっ
やだやだ絶対やだからね!
「あーそうだねー、そっちのほうが効率もいいしそうしよっか!」
え、え、絵莉様~!!!
「ほらっ早く行くよ」
ずるずるとつばきに引っ張られる。
な、なんかあたしこーいうのおおくないかい?!?!
そんなあたしの考えはよそにもうリレーのレーンが目の前に広がっていたのであった。



