偽り王子×イケメン嫌い女子


そういってあたしは教室へ向かおうと思ったんだけど


「待て、わからねぇんだ」


「………ハイ?」


こいつのわけのわからない一言で出れなかった。


「俺が今まで好かれなかった女はいなかった、なのになぜお前は俺におちない」


は、はぁぁぁぁ?!
何?そんなどーでもいいことで呼び止めたの?!
マジでありえないんだけど。


「あのねぇ、ただでさえイケメンなんてだいっきらいなあたしが偽りの笑顔をはりつけているやつなんか好きになるはずないでしょ?!」


一応先輩だと思って敬語つかってたけど今ので完璧に壊れた。