【洸晴side】

『も、り…きた、くん?
あの…森北くんなの…?』


彼女が覚えてくれていたこと、


とても嬉しかった。


里優とは、小学校で一緒だった。


親もそこそこ仲良くて、


たまに遊んだりもしていた。