どうやら迷子らしい。 こんな便利な世の中、どうやったらあんな男が迷子になるのだろうか。 周りを見てみたが誰も彼を見ていない。気付かないはずは無いし、わざと無視しているのだろう。 私も関わったら面倒くさそうだと思い、止めていた足を動かそうとしたまさにその時!不意にこっちを見た彼と目が合ってしまった。 しまったっと思った時にはもう遅く、彼の顔がパァァァっと輝いたと思ったらこっちに飛びついてきた。