友達の延長線


「あれ?実良は……?」

「実良は彼氏とラブラブだよーホラっ」

あたしの指差す方向には、少女の顔をした実良の姿。

「リア充かよ…」

恨めしそうに見ている。

あたしはそんなリューを見て吹き出して笑った。

「…『中距離の王様』」

弾かれるように振り向くと、ソウ君はリューを見上げていて……。

「…間宮爽之くんだよね」

急に振り向いたリュー。

名前を覚えられてると思わなかったのか、驚きを隠せないソウ君。

「…俺、ライバル校の戦った相手全員言えるよ」

ニコッと笑う。

あたしは舜君を見ると、また絵を描いていて……。

あたしもその隣に座る。

「っ…?ユカ?」

「…ん?」

驚いた舜君。