友達の延長線


この前のことがあるから……。

あれ、キスだったのかな?

「へー、仲いいんだね!写真とかないのー?」

ソウ君は何故だか興味津々。

「あるよー!去年の文化祭の!」

あたしはその写真を2人に見せる。

「……友田隆!?」

ソウ君は驚きの表情。

「……?」

舜君はその反応に首を傾げている。

「ソウ君知ってるの…?」

今の時刻は午前11時。

「知ってるよ!陸上の『中距離の王様』って呼ばれてる」

ソウ君の言葉にあたしは少々驚く。

「……別に王様じゃないけどね」

そこにはいつも聴き慣れている君の声。

「リュー、もう来てたんだ!」

あたしが振り向くとケロッとした顔のリューが微笑んでいた。

「テンちゃんが電話してたのに出てくれないから」

「え、電話?」

あたしが画像送信後を見ると3件の電話がリューからあった。

「気づかなかったよ」

「だろーと思った!