次の日、あたしは学校に行った。 校長先生に挨拶して……。 「担任は三浦(みうら)先生だから」 三浦先生? 肩をポンポンとたたかれる。 ビクリとして振り向くと、背の高い笑顔の可愛い男の人が立っていた。 「あ、ビックリした?俺は三浦。よろしくね、ユカリ」 ニコリと笑って手を差し出す。 「え、はぁ」 あたしは抜けたような声で握り返した。