「ぉぉ…いってぇぇ、マジ激痛なんですけど…」


痛む頭を押さえつつ、BOXの中を見る。


中には使い古された古書的な物が入っていた。



RPGでありそうな、古に伝わる何とかかんとか、みたいなやつ。


え、なに…アーサーって拗らせてたの?



うっわ…痛いねぇ……




「中身を見ないことには、まだ判断は付けられないけど…。」



とりあえず1番上にある古書を手に取る。


埃っぽいな…、脆そうな紙だな……。

破かないように気を付けよ。



「えっと…なになに?」