腐敗系女子の攻略法

「アーサーが私の第一発見者だからだッ!!!」






「第一発見者…?」


俺様系がキョトンと私を見ている。

意味不明な事を言った自覚はそれなりにある。



「そうそう私は別の世界から来たからな。アーサーが見つけてくれたんだ。
俺様系!!私はお前を知らない!まず、名を名乗れ!!」


仁王立ちして腰に左手を掛け、右手で俺様系を指した。


アーサーが酷く動揺した表情だが気にしなーい。



今は私の時間だから(*`ω´*)ドヤッ←






「ふざけんなよッ…人間風情がッ」


アカン………地雷踏んだ(´゚ω゚`)←



俺様系はアーサーを押し退けると、私の肩を掴んで大理石の柱に打ち付けた。


痛てぇ!!!

ふざけんなよッ!!!



言い返そうと俺様系を睨もうとした時



私の頭上に俺様系の影が伸びた。

待って…、私が超睨まれてる。



「滅茶苦茶にしてやっても良いんだぜ。人間。」


完全に勝ち誇った顔してやがる。


なるほど…こういう手で女を落としてきたのか。

ふざけやがって…私を其処らに居る女と同じに思ってんのか。



舐めんなよザッ-( º言º)-パー ン



「人間如きだと…?
おい、俺様系。テメェが好きでそう振る舞ってんなら其れで良い。
だが私は其れが嫌いだ。だからはっきり言わせてもらうぞ。」



一息付いて私は俺様系を睨み返した。




「人間様舐めてんじゃねぇーぞッ!!!!
全裸で晒すぞッ!!!クソったれがッ!!!」



叫び声に近い怒りと共に、私は右足を上げた。

其の足は全世界の男性共通の弱点に、
クリーンヒットした。



俺様系の顔が歪みイケメンが台無しになる。



そして私の前に崩れ落ちて、膝間づいた。



私は清々しい表情で俺様系を見下ろした。


「mg(^д^)ザマァww」

「こんのッ……クソアマ………」

「一度やってみたかったんだよ。
壁ドンした相手に股ドンするの。」

「(怒らせないでおこう Byアーサー)」


よし。スッキリしたわ(o´Д`)=зフゥ…




ん?待てよ。

私今男装してるよな…。

何で女って解ったし
(最初に気付くべきだろ By作者)



「おい、俺様系ー。何で私の性別解ったの?」


痛みに悶えていて声が出せる状態ではない。


まっ、いっか(´▽`*)アハハ



「良かねぇーだろ。」

「アーサーよ、いつの間に
読心術を…(;°ロ°)」

「なんか、考え付いた。」

「さいですか。」

「アーサーは何でか知ってんの?」

「匂いだろ。100%」

「私ってそんなに臭かったのか…。」



精神的ダメージから復帰するのに、時間が掛かりそうだ。



「違う。女の匂いだ。俺達には匂うんだよ。教室のやつも其れが原因だろ。」



そういえば、やらかしていたわ。

てへぺろ(´>ω∂`)☆←



「えっ!!じゃ男装意味無いじゃん!!!」

「しないよりマシだろ。」



三(((((´⊙_⊙`;)エッマジカヨ・・・