痛む頭を押さえながら、私はアーサーから寝る前に投げ付けられた制服を手に取る。



面倒臭ェ…。(°_°)


ん、何か忘れていないか…。

視線をアーサーへ向ける。


ガン見じゃねぇーか!?何してんだよ!?
せめてどっか向けよッ!!?

「こっち見んなしッ!!!」

「あ゛お前の貧相な体見たって、何とも思わねぇーよ。」

「私がなんかあんだよッ!!ボケェッ!!!つか、貧相って言うな!」

「事実だろ。特に…“胸”」


アーサー、てめーはオレを怒らせた…!


寝起きにも関わらず、私は高く飛ぶとそのまま拳を作って思いっ切りアーサーを殴り抜けた。


アーサーは対応が追い付かなかったのか、気持ちいいくらい素直に倒れた。

「次はねぇーからな。( º言º)」


手の骨を鳴らしながら、私はそう言った。