海の花公園 -2人の場所-


ももちゃんが私の膝から降りて
南くんに擦り寄る。


見るからに
初めてではなさそうだった。


しゃがんでいた
南くんがやっと口を開く。


「...やっぱり、
日比野さんだったんだね。」


「...やっぱり?」


彼は
何かを悟ったように、
落ち着いた口調で話した。

私は何が何だかさっぱり分らない。