海の花公園 -2人の場所-


だんだん声が小さくなる。

その声の主は、
気にかけるように俺を見上げた。

面白くないかも、申し訳ない
多分そう言う事だろう。

「いいよ。
俺から頼んだんだから。
それに歩くの好きなんだ。」

これで少しは、
気が楽になったかな?

隣を見ると、
彼女の笑顔とぶつかった。

「ふふっ、何だか南くんらしいね。
ありがとう。」

楽しそうに笑っている彼女を見て、
自然と笑みが漏れた。