海の花公園 -2人の場所-


「あっ」

南くんが何かを思い出したように、
軽く声をあげる。

すると、席について
何やら机の中をごそごそし始めた。

探し物、かな...?


「...どうしたの?」

「これこれ。
助かったよ、ありがとう」

そう、爽やかに差し出されたのは、
朝貸した昨日の課題。

「あ、いえいえ!...あの...」

「?」