海の花公園 -2人の場所-

隼人side


「南くん!」


声のする方に目をやると
女子二人組が手を振っていた。


とりあえず、笑って会釈してみる。




何故か視線がいたい...



周囲にそこまで目を向けないから、
クラスの子ならまだしも
同級生なのか、先輩なのか後輩なのかも
はっきり言って分からないし...。


こういうのが毎朝続くと
さすがに思ってくる。

俺のどこがそんなに…。


そう思って顔を上げたとき、
一際目立っている子と目があった。

ハーフのような整った顔立ちで、
皆の目を引く細身の女子。