隼人side
目の前を銀色に輝いた魚の群れが
綺麗にまとまって通っていく。
岩、海藻とかも
忠実に再現してあって
何か海の中にいるみたいだ。
「すごい、大きい~」
彼女の視線の方に目を向けると
奥からジンベイザメが
こっちに向かって泳いできた。
「あれ何mあるのかなぁ。」
「5mはありそうだね。」
「すごいね!
久しぶりに見たなぁ
あんなに大きい魚。」
楽しそうに笑う日比野さんを見て
少しホッとする。
何せ電車で40分くらいかかる
水族館まで連れてきてしまったから。
遡ること2日前…。
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